蛍光灯器具について

PCB使用照明器具に関する情報

PCB安定器(コンデンサ)を使用した照明器具は、昭和32年1月から昭和47年8月までに製造された蛍光灯器具(事務所、教室用等)、水銀灯器具(高天井用、道路用)、低圧ナトリウム灯器具(トンネル用)に使用されていました。

国内メーカーでは昭和31年(1956年)以前および昭和48年(1973年)以降に製造された照明器具については、PCB使用安定器を使用したものはないと考えられ、弊社の製品も同様にPCBは含まれておりません。

PCB廃棄物の処分期限については、環境省「ポリ塩化ビフェニル(PCB)早期処理情報サイト」をご参照ください。

鉛フリーはんだ

共晶はんだといわれる鉛と錫の合金であるはんだ(いわゆる含鉛はんだ)は、作業がしやすく、使い勝手の良い優れたはんだで古くから電気製品等に使用されていました。

しかし、廃棄された電気製品から酸性雨などにより鉛が溶けだして地下水を汚染するなど自然環境に対する悪影響も懸念され、人体に対する影響などから、鉛を含まない鉛フリーはんだの研究、開発、普及がすすめられてきました。

環境問題に対する世界的な気運の高まり(欧州連合が2006年7月1日に施行の有害物質規制:RoHS指令など)により、鉛フリーはんだの使用が主流となってきました。

RoHS指令およびRoHS2では、鉛含有率1000 ppm (0.1wt%) 以下に規制されています。
弊社照明器具は、2011年2月より鉛フリーはんだになっています。