技術資料 直管LED

PSE(電気用品安全法)についての豆知識

電気用品安全法は、電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的に、政令で定める電気用品について省令技術基準を定めています。

規制対象となっている電気用品の製造事業者等は、電気用品を国が定める技術基準に適合させること、及び販売時には技術基準への適合を示す「PSEマーク」を表示することが義務付けられています。

規制対象品目(LEDランプ等について)

2012年の政令改正においては、LEDランプを電気用品安全法に基づく電気用品として新たに規制対象に追加されました。

LEDランプ等が白熱電球等の照明器具の代替として急速に市場に出回りつつあり、またLEDランプ等で実際に事故が発生している点を踏まえ、今般、新たに規制対象とし、「エル・イー・ディー・ランプ」及び「エル・イー・ディー・電灯器具」が新たに規制対象に追加されました。

施工:平成24年7月1日(日)

電気用品安全法の適用範囲

おもに、定格電圧が100V以上300V以下、及び定格周波数が50Hzまたは60Hzのものであって、交流の電路に使用するもの。
*定格電圧が300Vを超えるものや直流機器は対象外

直管LEDの性能要求事項

1.口金付直管

GX16t-5(JIS C8159-1)
G13口金(キョーワにてサイン業界の汎用性の為に、GX13を採用しています)

2.ランプ効率

80 lm/W以上であること。(ランプ効率=全高速÷容量)(JIS C8152-2/JEL801/JEL802)

3.全高速

40W形 2300 lm以上、20W形 1000 lm以上であること。(JIS C8152-2/JBD1/JEL802)

4.光源色の区別

D(昼光色)、N(昼白色)、W(白色)、WW(温白色)、L(電球色)の範囲であること。
(JIS Z9112/JIS C8152-2)

5.演色性

平均演色評価数 80以上であること。(JIS CC8252-2)

6.寿命

定格寿命40,000時間以上であって、定格寿命の4/1の点灯時間における高速維持率が91.5%以上であること。(JIS C8152-3)

7.構造

ランプ落下。交換時の感電防止。

*DEL36型は、JIS/日本工業規格、JEL/日本照明工業会に準じています。
*DEL36型は、安全機能の無負荷保護がはたらくので、通電したままランプの装着や差し替えをしないでください。保護機能がはたらいた場合、一旦電源を切って頂き、少し時間をおいて再投入することで復帰します。

配置